「推し変」を防ぐ!長期ファンとの信頼関係の築き方
- ココ
- 6月10日
- 読了時間: 7分
更新日:6月12日

― ファン離れを防ぎたいライバー必読!
心理学と事例で読み解く“推され続ける秘訣” ―
こんにちは、ココDo村のココです!
ライブ配信を頑張っているライバーさんにとって、ファンの応援はまさに“命綱”。 でも最近こんな悩みはありませんか?
「最近、常連リスナーさんが来なくなった…」
「コメントはするけど、ギフトが減った…」
「他の配信者さんに“推し変”された気がする…」
そう、“推し変”――
これはどのライバーにとっても避けて通れないテーマですよね。
しかし、“推し変”は単なる気まぐれではなく、「信頼関係の摩耗」という心理現象から生じることが多いのです。
この記事では、心理学的アプローチと実際のライバー事例を元に、「推され続けるライバー」になるための秘訣を深堀りしていきます。
1.「推し変」とは何か?その心理的メカニズム
2.“日常のルーティン”に信頼を作る
3.“承認欲求”を満たす反応を習慣化する
4.“感情共有”こそが最強のファン維持戦略
5.“価値観”と“世界観”を打ち出す 6.実例で見る「推し変」を防いだライバーの行動
まとめ:“推され続ける”ライバーになるには?
1.「推し変」とは何か?その心理的メカニズム
まず前提として、リスナーは“他の誰かを推す”のに罪悪感を抱きやすいもの。
つまり「推し変」が起きる背景には、“心の距離”の変化が存在します。
心理学でいう「認知的不協和理論」によれば、リスナーは「好き」と「冷めてきた自分」との矛盾にストレスを感じ、それを正当化するために新たな“推し”を探します。
▼推し変が起こる3大要因:
ライバーの態度・配信スタイルの変化(安心感の喪失)
リスナーの承認欲求が満たされない(反応の希薄化)
外部の魅力的なライバー出現(比較による相対的低下)
これは俗にいう冷めた夫婦関係に似ていますが、やはり重要なのは慣れてきた相手、いつもいる相手だからこそ、気を許すことはあっても手を抜いてはダメという事です。
むしろ一番応援してくれている方達なので、いかにだいじにするかが問われていると思います。
フランスでは月に1回デートに誘われなくなったら離婚になるという話もあり、親しい仲だからこそ相手に気持ちを見せ、フォロワーをすることが大事ということですね。
2.“日常のルーティン”に信頼を作る
リスナーが安心感を覚えるのは、“いつもの配信時間”や“いつもの挨拶”、“いつもの反応”があるからです。
これを心理学では「スキーマ(認知の枠組み)」と呼びます。
スキーマが崩れると、ファンは不安になり“浮気”のきっかけになってしまいます。
📌実践ポイント:
配信時間は極力固定し、「毎週○曜○時はここにいる」習慣を作る
名前呼び・お決まりフレーズなどを定番化して“安心感”を演出
例えば世界で一番長く続く団体や組織は宗教と言われています。
1000年や2000年など長く信者がいる宗教。
いくつもの宗教がありますが、長く続く宗教には共通性が5つあると言われています。
今回のテーマの中で関連するのは、習慣化です。
毎週日曜の朝は協会にミサに行く。
毎日〇時にメッカの方角に向かってお祈りをする。
など、時間が固定化されていることが多いです。
またアーメンやお経など毎回同じフレーズを言うことが定番化しています。
この様に枠の定番化は長く人がいる様にするヒントになると思います。
3.“承認欲求”を満たす反応を習慣化する
人間の根本欲求のひとつは「認められたい」という承認欲求です。これを満たしてくれる存在に、人は“帰属”したくなるのです。
📌実践ポイント:
リスナーのコメントやギフトに対して名前を添えて「〇〇さんの花火〇個目だね!」など、お礼にプラスして覚えていることなど、相手の気持ちに喜びを与えられる一言を添える
SNSでリプを拾ったり、配信外でも“存在を気にしてる感”を伝える
実際に、推し続けられている人気ライバーの多くは、配信外の関係構築力に長けています。
この点はインスタグラムのSNSを伸ばす方法と同じことを試すのが良いですね。
配信外でも、ギフトのお礼をSNSで伝えたり、ストーリーで発信する。
コメントなどのエンゲージメントに反応するなど
自分がリスナーだったら何をされたら嬉しいか?からの逆算をしましょう。
かつ、自分の負担になりすぎないことで、最大限の効果を生む方法を考えていきましょう。
これについては人によって得手不得手や性格が違うので一概には言えないので、自分流を見つけましょう!
4.“感情共有”こそが最強のファン維持戦略
心理学の「感情的同調理論」によると、人は“感情を共有した相手”に強い信頼感を抱きます。
推し活は、感動や悔しさ、達成感などを共有する場でもあります。
特にイベント中などは、ギフト額以上に感情をどう共にするかが重要です。
📌実践ポイント:
イベント後の「ありがとう配信」で感謝+裏話を共有する
「一緒に頑張ったよね!」という言葉で“戦友感”を演出
自分の感情を一方的にぶつけるのではなく、どう相手に自分の感情を察してもらい、相手にも同じ感情を抱かせるかがポイントです。
「今日、惜しかったよね!あと少しだったのに」だけでなく、
〇〇さんがあのギフト投げてくれたのに負けて悔しいよね!とリスナー自身の悔しい気持ちを引き出し感じてもらう。
逆に、〇〇さんのあのギフトで最後行けたね!など、リスナーが自身を持って喜びを感じる勘定を引き出すなどがライブ配信では有効です。
5.“価値観”と“世界観”を打ち出す
ファンの離脱が起きやすいのは、「あなたじゃなくてもいい」と思われた時。
つまり、替えがきかないライバー像を作ることが最重要です。
これは心理学でいう「自己一致理論」にも関連し、自分らしさを貫くことでリスナーとの“価値観の接点”を築きます。
📌実践ポイント:
配信の方向性を明確に打ち出す(癒し・笑い・学びなど)
プロフィールや挨拶に“自分らしさ”を一言で入れる
よく質問で「参考になるライバーさんを教えて下さい」と聞かれることがあります。
参考になる方をお伝えもしますが、基本的には見に行かないで欲しいと思っています。
見に行くと同じ様な言葉や配信スタイルになってしまうからです。
例えば、ヒカキンさんの投稿動画と似た動画をフォロワーが少ない方がやっても受けないですよね?
他の売れているライバーと同じことをしている新人ライバーを見る必要性はないのです。
なので自分らしさ、オリジナリティを大事に育てていくのが良いです。
それは何も難しいことではないです。
よく笑うとか、笑い方が面白いとか、もしかしたら自然と出ているあなたの癖が、枠の個性になるかもしれません。
自分の枠にいたくなる理由、他の枠にはないリスナーさんにとっての魅力を見つけていきましょう。
これについては常連リスナーさんに質問してみるのもよいと思います。
6.実例で見る「推し変」を防いだライバーの行動
🎤事例1:週3配信→週1配信に変えた瞬間、リスナーが半減したライバー
→固定の配信日を事前告知+アーカイブでカバーし、視聴者数復活。
🎤事例2:コメントの拾い方が雑になり、常連が離れた新人ライバー
→ギフト演出+一言メッセージ制度を導入し、ギフト率が倍増。
🎤事例3:別の配信者に“推し変”されたリスナーを引き戻した中堅ライバー
→SNSで「前に一緒に頑張った○○さん、また会えたら嬉しいな」とツイート。リスナー復帰&常連化。
まとめ:“推され続ける”ライバーになるには?
毎回の配信を“ルーティン”として安心感を与える
リスナー一人ひとりの承認欲求を意識する
感情の共有で“一緒に物語を作る”体験を提供する
自分だけの世界観と価値観を磨く
「推し変」は避けられない現象ではなく、防げる“信頼の構築不足”です。
枠を強くしていく観点で考えた時、離脱するリスナーの数よりも、応援してくれるリスナーの数が増えれば、枠は肥大化していきます。
その為には、離脱を防ぐ手立てを講じて、推し変する人の数を減らすことも重要となります。
今日から、ファンの心をつなぎとめる“戦略的推し活”を始めてみましょう。
Komentáře